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「マレーシアの発表は当てにならない。情報操作ではないか」by政府高官(内閣官房副長官)

2013.07.18.Thu.12:38
2013年7月16日 東京新聞の記事より引用
『TPPマレーシア会合開幕 日本「聖域」設定主張へ

2013年7月16日 朝刊

 【コタキナバル=共同】環太平洋連携協定(TPP)拡大交渉会合が十五日、マレーシア東部コタキナバルで二十五日までの日程で始まった。初参加する日本は米議会の承認手続きが必要なため、二十三日午後から合流の見通しだ。日本は、コメや麦、牛肉などの農業の重要五品目を関税撤廃の例外とする考えを主張、出遅れの挽回を狙う。

 今回は十八回目の会合。米国など先行参加十一カ国は、十月にインドネシアで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた会合での「基本合意」と、年内の「交渉妥結」を目標に掲げる。決められた日程は残り少なくなっており、日本には厳しい交渉も予想される。

 最終日の二十五日に日本向けの特別会合が開かれ、先行参加国が交渉の現状を説明し集中討議。日本はこの場を利用して、重要五品目を関税撤廃の例外としたい自国の立場を表明する方針だ。ただ、こうした「聖域」設定にはこれまで、複数の国が懸念を示している。

 安倍晋三首相が三月に交渉参加の意向を表明してから四カ月余りを経て、ようやく正式な交渉入りが実現する。

 最大の焦点となっている工業品や農産品の関税を扱う「市場アクセス」の作業部会のマレーシア会合での議論は十五~十九日に行われる予定で、日本は間に合わなかった。

 交渉二十一分野のうち、五月のペルー会合では「原産地規則」「検疫」などで進展があった。今回の会合の議長国マレーシアは、協定草案の半分程度の分野で「交渉が実質的に終わった」と発表している。

 ただ、市場アクセスや「知的財産」をめぐっては、各国の利害が激しく対立し、協議は難航しているとされる。
◆関税維持、各国にも思惑 例外化の余地も

 TPP交渉は、年内の最終合意が目標だ。しかし各国の利害が激しくぶつかる関税を筆頭に、話し合いは難航。日本がルール作りに関与できる余地は残されている。決着は越年せざるを得ないとの見方が浮上しており、米国主導で進んできた交渉の変化もあり得る。

 交渉は関税のほか、知的財産や貿易円滑化、投資、労働など二十一分野で実施されている。最終的に二十九章で構成される協定にまとめる計画だ。今回の交渉会合を取り仕切るマレーシア政府は六月に「二十九章のうち、技術的で争いのない十四章は実質的に協議を終えた」と発表。具体的には、食品の安全基準を決める「衛生植物検疫」の章や、ビジネスマンの入国と滞在手続きを定める「一時的入国」などを挙げた。

 ただ日本政府高官は「マレーシアの発表は当てにならない。情報操作ではないか」と指摘する。協議を終えたとされる章に、公共事業の発注先や政府の物品購入先を海外に広げる「政府調達」が含まれていたためだ。

 マレーシア政府はマレー系住民を優遇する「ブミプトラ(土地の子)政策」を掲げ、公共事業の門戸を外国企業に広げるのに消極的。日本はマレーシアに公共事業の開放を迫る考えで「難しい交渉になる」(政府高官)とみている。

 関税では、日本がコメ、麦、牛・豚肉、乳製品、サトウキビなど甘味資源作物の重要五品目を関税撤廃の対象から除外できるかどうかが焦点だ。米国は砂糖、カナダは乳製品といった具合に、各国も関税を維持したい品目を抱える。各国の利害をうまく調整できれば、五品目の除外が認められる可能性はある。

 米国の交渉手法を「強引だ」と快く思わない国もあるとされ、TPP政府対策本部の幹部は「多くの国が日本の交渉力に期待している」と話す。』

2013年7月16日 東京新聞の該当記事の魚拓
http://megalodon.jp/2013-0718-0640-08/www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013071602000115.html


農林水産省公式サイト、林農林水産大臣記者会見概要より引用
『林農林水産大臣記者会見概要
日時 平成25年7月16日(火曜日)10時40分~10時48分 於:本省会見室
主な質疑事項

TPPをめぐる状況について


大臣

おはようございます。私からは、特に今日はございませんのでお願いします。

記者

あの、TPPについてお伺いします。昨日から、あの、マレーシア会合、始まっておりますが、その、日本の重要な関心事項である物品市場アクセスの作業部会にはですね、まあ、今回、あの、まあ、参加できないようなスケジュールになってるということで、その、改めて、その、農産物の重要5品目をですね、聖域として確保できるかどうか、ここについては、こう、依然として、こう、不透明な状況の中でですね、改めて、その、大臣の受け止めについてお伺いできればと思います。

大臣

はい。次回の会合、といいますか、まあ、今回、今やっているものの個別分野の交渉日程ですね、主催国であるマレーシアの政府から公表されておりまして、市場アクセスは15(日)から19(日)と、まあ、こういうふうになっておるようでございます。で、あの、したがって、今回は我々23日からということですので、まあ、これには参加はしないと、こういうことになると思いますが、この全体の交渉についてですね、現在の参加国は、まあ、本年中の妥協を目指しているという一方で、市場アクセスの分野を含めてですね、多くの、まあ、重要な論点について、まだ、交渉を継続していると、まあ、こういうふうに考えておりますので、まあ、そういう前提でしっかりとですね、対応していきたいと思っております。

記者

すいません。今のお話、「そういう前提でしっかりと対応していきたい」っていうのは、すいません、もう少し具体的にどういうふうに。

大臣

あの、今回、15(日)から19(日)で、この、もう全て決まると、まあ、いうことではなかろうと、まあ、こういうことでありますから、あの、交渉が継続しているというのは、そういう意味で申し上げましたので、そういう前提でしっかりと対応していくということになると、こう思います。

記者

もう1点、あの、もう1点、あの、その物品市場アクセス以外のですね、あの、こう懸案となってる農水省所管の分野について、改めて、こう、どういうお考えを大臣がお持ちなのかというのをお聞かせいただければと思います。

大臣

まず、あの、今、あの、お話のあった物品市場アクセス、ここで農林水産物の関税の扱いが、まあ、議論されるわけですが、それ以外にも、あの、環境という分野がありまして、ここで、あの、漁業の補助金に関する規律と、まあ、こういうものが議論をされると、それから、あの、SPSの分野、動植物検疫に関するルール、まあ、ここで議論されると、まあ、こういうことですから、こういう分野で、農林水産分野が幅広く関係するというふうに想定されます。したがって、これらの交渉分野ごとにですね、どういう影響が我が国の農林水産業に、まあ、及ぼされるかということをよく見極めながら、しっかりと国益を守り抜くようにですね、全力を尽くしていかなきゃいけないと考えております。

記者

今、あの、TPPに関連してなんですが、今もおっしゃられたんですが、あの、国益を守るというお話だったんですけど、大臣が考えておられる国益というのは具体的に何を指されますか。

大臣

はい。あの、これは既に、あの、自民党、それから両農林水産委員会ですね、衆参の、ここで決議をされておりますので、これを踏まえて、あの、しっかりと重要5品目を守っていくということ等を含めてですね、この決議の趣旨を踏まえるということが国益を守っていくと、こういうことになろうかと思っております。

記者

あの、関連してですね、あの、3月の31日のテレビ番組の中でですね、「国益が満たされない場合はもう少し議論しようと主張しても当然良い」と御発言されて、まあ、年内妥結にはあくまでもこだわらないお考えを示されたんですが、この日程的なスケジュール感で、今も同じ考えなのか、もう1回、確認させていただきたいんですが。

大臣

はい。あの、今もそういう考えでございまして、あの、あの番組のときもそうだったんですが、我々が行く前にもう決まっていてですね、交渉の余地がなくて、それにサインをするだけだというような、まあ、御議論だったので、そういうことではありませんよと、いう意味で、まあ、申し上げたと思っていますので、その考え方は今でも変わっておりません。

記者

同じくTPPに関連するんですけれども、あの、自民党からは4名ほど議員の方が、あの、現地に行かれるということですが、その、交渉チーム本体に、あの、農水省からもメンバーとしては入っていると思うんですが、それとは別に農水省から、あの、どなたか派遣するような予定はありますでしょうか。

大臣

はい。あの、政府全体で大体100名程度が出張、まあ、して参加をするというふうに聞いておりまして、内閣官房、外務省、農水省、経産省、財務省とその他ということですが、農水省から16名行くようになっておりますので、それ以外にということはありません。

記者

また、TPP関係なんですけども、23から25まで、日本が参加できるというところだと思うんですけれども、この、まあ、三日間、あの、二日半のですね、日程の中で、こう、日本が、こう、取ってくるべきものっていうのは、改めて言えば、どうお考えになってる、っていうのは伺いたいんですけれど。

大臣

そうですね、これは、あの、まだ、今回、初めて、それも、まあ、終盤、23日からということですので、ここで何か具体的にやり取りをして何かを取ってくるということも含めてですね、どういう、この、具体的な方針でやるかっていうのは、まだ、固まっておりませんので、まだ、今の段階では、準備を進めていると、まあ、こういう段階だろうというふうに思っております。

記者

先ほど、あの、まあ、多くの分野で、あの、論点というか、あの、まあ、交渉を継続しているという話があったんですが、あの、交渉全体の進捗状況についてはどう思われてますでしょうか。

大臣

これも、あの、まだ、全体、23日に、あの、正式参加になりますと、まあ、テキストが入手可能になると、まあ、いうふうに聞いておりますので、今の段階で、どの分野でどれぐらいいってるかということを具体的に、あの、つかんでいるわけではございませんので、あくまで、ここで何回か申し上げたように、いろんなところに情報収集に行って、情報収集した結果ですね、そういうもようであると、まあ、こういうことであろうかと思いますので、その状況については、この間、申し上げたところから認識としては変わっていないということであります。

報道官

他によろしいですか。他になければこれで終わりますが。はい。それではこれで、あの、会見を終わります。ありがとうございました。

以上』

農林水産省公式サイト、林農林水産大臣記者会見概要の魚拓
http://megalodon.jp/2013-0718-0651-01/www.maff.go.jp/j/press-conf/min/130716.html
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