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「議会の運営について少し勉強して頂いた方がいい。議会については、私は『立法府の長』。立法府と行政府は別の権威。(国会での)議論の順番について私がどうこう言うことはない」by安倍晋三

2016.05.19.Thu.22:34
016年5月18日 朝日新聞の記事より引用
『安倍首相「私は立法府の長」 衆院予算委、混同し発言か
2016年5月18日20時23分

 安倍晋三首相が16日の衆院予算委員会で、民進党の山尾志桜里政調会長を「勉強不足」と指摘しながら、行政府の長である自身を「立法府の長」と混同して発言した。翌17日の参院予算委でも「立法府の私」と発言、混同が続いている。

 16日の発言は、民進党が提出した保育士給与を引き上げる法案が審議入りしないことについて、山尾氏が「委員会が決めることと言って逃げている」と首相を批判したことに対する答弁。

 首相は「議会の運営について少し勉強して頂いた方がいい。議会については、私は『立法府の長』。立法府と行政府は別の権威。(国会での)議論の順番について私がどうこう言うことはない」と反論した。

 参院予算委では、民進の福山哲郎氏が安全保障法制採決の議事録について質問した際、首相は「立法府の私がお答えのしようがない」と答弁した。』



2016年5月18日 朝日新聞の該当記事のアーカイブ(archive.today)
http://archive.is/lu3us


2016年5月18日 朝日新聞の該当記事のアーカイブ(Webcite)
http://www.webcitation.org/6hccmtMIl


【管理人コメント】
安倍晋三総理大臣は、「議会の運営について少し勉強して頂いた方がいい。議会については、私は『立法府の長』。立法府と行政府は別の権威。(国会での)議論の順番について私がどうこう言うことはない」と述べている。
だが、小学校高学年でも知っているように、立法府の長は、衆参両院の長である衆議院議長及び参議院議長である。
安倍晋三総理は、あくまでも、行政府の長であるに過ぎない。
安倍晋三総理は、菅直人元総理が敬愛していた政治学の権威であった故松下圭一氏に近い考え方をしているのだろうか?それとも単に無知なだけなのだろうか?あるいは三権分立を破壊して戦前のような社会に戻そうとしているのだろうか?
いずれにせよ、かかる人物が総理大臣にいる事態は、一般国民にとって危機的状態と言わざるを得ない。
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