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東京地検特捜部は、2015年9月30日、自民党の石井みどり参院議員を支援する「石井みどり中央後援会」と民主党の西村正美参院議員を支援する「西村まさみ中央後援会」に対して寄付の上限を超えた迂回寄付をし、収支報告書に虚偽の記入をした政治資金規正法違反(虚偽記入、寄付の量的制限など)容疑で日本歯科医師会の政治団体「日本歯科医師連盟(日歯連)」前会長、高木幹正容疑者(70)ら3人を逮捕した。

2015.10.04.Sun.03:23


2015年9月30日 日経新聞の記事より引用
『日歯連前会長ら3人逮捕 迂回寄付、規正法違反の疑い
2015/9/30 12:28

 日本歯科医師会の政治団体「日本歯科医師連盟(日歯連)」を巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は30日、政治団体間の寄付の上限を超えた迂回寄付をし、収支報告書に虚偽の記入をしたとして日歯連前会長、高木幹正容疑者(70)ら3人を政治資金規正法違反(虚偽記入、寄付の量的制限など)容疑で逮捕した。高木前会長は現在、日本歯科医師会の会長を務めている。職域団体のトップが逮捕される事態に発展した。

 ほかに逮捕されたのは日歯連前副理事長の村田憙信容疑者(70)、同元会長の堤直文容疑者(73)。関係者によると、高木前会長は容疑を否認し、村田前副理事長は会計操作については容疑を認めているもようだ。

 迂回寄付が疑われているのは自民党の石井みどり参院議員を支援する「石井みどり中央後援会」と民主党の西村正美参院議員を支援する「西村まさみ中央後援会」に関する資金の移動。石井議員と西村議員はともに歯科医師で、日歯連の支援を受けている。

 高木前会長と村田前副理事長の逮捕容疑は2013年1月と3月、石井みどり中央後援会に別団体から迂回寄付をする形で、法定上限(5千万円)を超える計9500万円を支出。翌14年3月、これらの資金移動について虚偽の記入をした収支報告書を提出した疑い。

 また村田前副理事長と堤元会長の逮捕容疑は10年5月、日歯連から西村まさみ中央後援会に5千万円を寄付したにもかかわらず、11年3月に提出した収支報告書には西村議員が支部長を務める民主党支部に寄付したなどとする虚偽の記入をした疑い。

 関係者によると、迂回寄付が疑われる資金はいずれも石井議員と西村議員の参院選に向けた準備活動に使われ、支援者名簿やビラなどの作成に充てられたとされる。

 特捜部は4月末、政治資金規正法違反容疑で日歯連の本部(東京・千代田)や関係者の自宅などを家宅捜索。関係者数十人から事情聴取し、一連の資金の流れなどの実態解明を続けてきた。

 高木前会長は6月、都内の会合で「(会計操作は)合理的な判断だった」と述べ、違法性はないとの認識を示していた。

 日歯連を巡っては04年に自民党の旧橋本派への1億円のヤミ献金事件が発覚。この問題を受けて政治団体間の寄付の上限が年間5千万円に設定された。』


2015年9月30日 日経新聞の該当記事のアーカイブ(archive.today)
https://archive.is/iHnqg


2015年9月30日 日経新聞の該当記事の魚拓
http://megalodon.jp/2015-1004-0258-55/www.nikkei.com/article/DGXLASDG30H20_Q5A930C1CC0000/



【参考】
2015年5月18日 ニュースポストセブンの記事より引用
『特捜部捜査の日歯連から菅官房長官に3000万円流れた疑惑報道
2015.05.18 07:00

 4月30日、東京地検特捜部が日本歯科医師会(日歯)の政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)に強制捜査に入った。
 
 日歯連が政治資金規正法の寄付制限を逃れるために、組織内候補である西村正美・民主党参院議員の後援会を経由して、同じ組織内候補の石井みどり・自民党参院議員の後援会に5000万円を寄付したという迂回献金の疑いだ。目下、特捜部は日歯連の高木幹正会長らを任意で事情聴取し、資金の流れの解明に乗り出している。

 週刊ポスト5月18日発売号では日歯連マネーが複雑な献金ルートを経て菅義偉・官房長官が代表を務めていた団体に渡ったと報じている。この日歯連は、過去、自民党金権政治の財布となってきた組織だ。

 2012年、高木氏の下で日歯連理事長を務めていた島村大氏が自民党参院神奈川選挙区で「支部長」に就任し、2013年の参院選で神奈川選挙区でトップ当選する。当時自民党神奈川県連会長として候補者選びに強い影響力を持っていたのが菅氏だった。菅氏が代表を務めていた自民党神奈川県連(神奈川県支部連合会)に、日歯連側から多額の資金が流れたと見られるのはまさにこの参院選の年だった。

 島村氏が支部長を務める「自民党神奈川県参議院選挙区第三支部」は参院選投票日前に3000万円を神奈川県連に寄付(6月13日)している。「第三支部」の2013年の収支報告書を見ると、収入は1月に日歯連から受けた寄付1500万円が突出して多く、歯科医師関連団体の寄付や歯科医師からの個人献金などもあった。

 島村氏の事務所は、「(日歯連からの寄付を県連に迂回した)事実はありません」と答えた。

 しかし、同支部の6月13日時点までの入金から出金を差し引いていくと、前年からの繰り越し金をあわせた当日の残高は約3614万円だった。つまり、日歯連からの1500万円がなければ残高が足りず、県連に3000万円を寄付できなかった計算になる。

 しかも、その後、神奈川県歯科医師連盟(150万円)、横浜市歯科医師連盟(100万円)など歯科医師関係団体から寄付がなされ、日歯連と歯科医師関連団体からの年間寄付の総額は3040万円と県連への寄付額とほぼ一致した。

 同誌では、菅事務所の「日歯連その他の団体から第三支部への寄付の有無や内容は知る立場にありません。また、迂回寄付などはなく、法律にのっとり適切に処理しているとの報告を受けています」とする回答も紹介している。』


2015年5月18日 ニュースポストセブンの該当記事のアーカイブ(archive.today)
https://archive.is/fK3z9


2015年5月18日 ニュースポストセブンの該当記事の魚拓
http://megalodon.jp/2015-0518-1820-04/www.news-postseven.com/archives/20150518_323073.html


2015年5月18日 ニュースポストセブンの該当記事のアーカイブ(Webcite)
http://www.webcitation.org/6c0bbGevl
【追補】
2015年10月4日 NHKニュースの記事より引用
『日歯連 参院議員2人に6億7000万円余支出
10月4日 19時18分

日歯連 参院議員2人に6億7000万円余支出
政治資金を巡る事件で前会長らが逮捕された、日歯連=日本歯科医師連盟が、5年前とおととし、参議院選挙に立候補した2人の議員を支援するため、合わせて6億7000万円余りを支出していたことが、NHKが入手した内部資料などで分かりました。診療報酬などを巡って、日歯連が政治への働きかけを強めようとしていた実態が浮き彫りになっています。
東京地検特捜部の調べによりますと、前会長や前副理事長ら3人が逮捕された日歯連は、5年前とおととし、参議院選挙に立候補した民主党の西村まさみ議員と、自民党の石井みどり議員を後援する日歯連関連の2つの団体に、法律の上限を超えない形を装って、合わせて2億円を、う回寄付した疑いが持たれています。
NHKが入手した内部資料などによりますと、日歯連は、この2億円のほかに、5年前とおととし、選挙に立候補した2人の議員を支援するため、全国47都道府県にある歯科医師連盟に多額の助成金などを支出し、2人の支援に使った総額は合わせて6億7000万円に上ることが分かりました。
今回の事件で逮捕された、日歯連の会計責任者で、前副理事長の村田憙信容疑者(70)は、おととしの石井議員の支援について、選挙後の内部の会議で、「総額3億9600万円を支出した」と説明しています。
日歯連の内部資料によりますと、このうち2億1500万円は、議員への支援を電話で呼びかける「電話作戦」や、遊説に使う「会場費」などに使ったとしています。また、およそ1億円は、支援者の名簿を集めた際の費用や、全国に配るポスターやビラの印刷代などに使われたということです。そして、石井議員が全国各地で300回以上行った遊説の際の旅費などにも7800万円が支出されたということです。
一方、内部資料によりますと、日歯連は、5年前の選挙に立候補した西村議員の支援には、およそ2億8000万円を支出し、ポスターの代金や遊説の費用などに使ったということです。
逮捕された日歯連の前会長の高木幹正容疑者(70)は、おととしの選挙総括の中で、「組織代表議員を失うことになれば、歯科界にとって大きな政治的チャンネルを失うことになるため、絶対に負けられない戦いだった」などと記しています。日歯連が巨額の資金を使って議員を支援し、診療報酬などを巡って政治への働きかけを強めようとしていた実態が浮き彫りになっています。
こうした支出について、日歯連はNHKの取材に対し、「捜査中なので回答を差し控える」としています。
また、今回の事件について、石井議員と西村議員の事務所は、「後援団体は日歯連の関連団体であり、議員が代表を務めている国会議員関係政治団体ではない。資金の流れなどについては関知および把握はしていない」などとしています。
政治への働きかけ強める背景は
日歯連が政治への働きかけを強める背景には、診療報酬の改定などに歯科業界の意向を反映させたいというねらいがあります。
医療機関が得られる報酬は、2年ごとに改定される診療報酬の点数で算出されますが、「歯科」に支払われる医療費の伸び率は、「医科」と比べ厳しい状況が続いているということです。
日歯連の幹部はNHKのインタビューに応じ、「15年ほど前まで、医療費全体に占める歯科の割合は13%程度だったが、11年前の事件も影響して、現在は6%ほどに落ち込んでしまった。歯科は医科に比べて劣勢なので、歯科業界の意見を通していくためには、政治力がどうしても必要だ」と話していました。
そのうえで、「組織の代表の議員を国会に送り込むことは、引き続き必要だと思っているが、今回の事件のような疑いを持たれない形でやらなければならない」と話していました。』



2015年10月4日 NHKニュースの該当記事のアーカイブ(archive.today)
https://archive.is/szzpJ
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